第1回コミュニケーション活動(アンケート・意見聴取)の結果
意見聴取結果
■自治体
佐久穂町
<周辺地域の課題>
- 1.町内の農産物出荷施設から一番身近な中央自動車道ICまで1時間以上かかり、新鮮な高原野菜等の名古屋・大阪市場までの流通基盤が不安定、また、遠方の市場(中国・四国・九州)については、輸送の時間的な制約から出荷エリアが限られる。
- 2.第三次医療施設の佐久総合病院までの救急車の搬送時間は、当町からは概ね30分圏内だが、小海町以南は1時間以上かかってしまい住民は、不安を抱えている。
- 3.南佐久地域内の移動時間が長いため、広域的な観光連携、地域内の交流促進、連携強化、地域の一体性を図ることが難しい。
- 4.町内の企業・商店やレクリェーション施設等は規模が小さく、佐久市へ通務する人が多いが、日常の移動に長時間かかってしまう。
- 5.南佐久地域の幹線道路は、国道141号のみであり、災害や事故等により通行止めが発生した場合、生活道路が迂回路となるため、大型車は通行止めとなり、迂回ができなくなってしまう場所もある。
<課題を解決するための目標>
- 1.高速道路までの移動時間の短縮
- 2.救急医療施設への移動時間短縮
- 3.主要な観光地間の移動時間短縮により南佐久地域の連携強化を図る
- 4.交通が円滑化することで、生活圏が拡大し、地域が活性化
- 5.災害時の幹線道路確保
- 6.高速交通ネットワークの形成(ミッシングリンクの解消)
<対策案>
- 1.全区間高規格幹線道路として整備。
- 2.暫定供用として旧清里有料道路(山梨県道28号線北杜八ヶ岳公園線)を一部区間利用。
<期待・懸念等>
- 基本計画区間である(仮称)長坂JCT~(仮称)八千穂IC区間が整備計画区間に格上げされ、早期全線整備を要望します。
※全文掲載