第1回コミュニケーション活動(アンケート・意見聴取)の結果
意見聴取結果
■経済界等
地域団体
<周辺地域の課題>
- 当然、この5つの課題は、佐久地域以南が抱えるものである。
- 早期に解決する必要がある(若者の流出をくいとめる事が大事)。
- 主要な観光地間の連携が不足している。県内有数の観光地である軽井沢、野辺山、清里高原の中間に位置しながらも主要道路国道141号でのアクセスでは不十分で、八千穂高原への集客は芳しくない。
- 野辺山の上りと下りはカーブの多い道路であるため、走行上危険をともない、特に積雪時と凍結は危険。
- アンケートに示されている課題は、まさしくこの地域の課題である。
- 国道141号の状況についても、特に冬などは雪で幅員が狭くなるところもあり、大型車などの通行が困難。
- 国道141号も以外に川上村へ通ずる県道があるが、災害などがあると陸の孤島になってしまう。
- 川上村への移動に時間がかかる。
- 生活面で、佐久のショッピングセンターまで1時間半くらいかかっている。
- 国道141号の迂回路として重要。
- 救急病院への救急搬送の時間。
- 観光地(野辺山高原)のインターが期待される。
- 中部横断自動車道の建設が、八ヶ岳山麓の北杜市高原地域や南佐久地域に残されている豊かな自然といかに共存していくかが大変重要。
- 八ヶ岳の景観と自然の喪失
- 観光地としての地盤沈下
<課題を解決するための目標>
- 目標が達成されれば、確実に生活環境は向上する。
- 広域観光地間の移動時間の短縮。佐久町IC、八千穂ICから長坂までの高速道が開けることで、アクセスは向上し、集客の期待ができる。
- 自然条件が厳しいため、走行時の安全性向上が目標。
- インターチェンジの開設により、商原野菜の自動車輸送の時間短縮、農業と観光の連携に多いに期待できる。
- 5つの「課題を解決するための目標」は、周辺地域が課題を解決するための目標であると思われる。
- 5つの「課題を解決するための目標」の達成と「豊かな自然との共存」が両立すれば、この地域は、観光及び滞在先進地のすばらしい模範となる可能性があると考える。
- 国道141号の改良。
- ドクターヘリの整備。
<対策案>
- 八千穂IC以南の早急な開通に合わせ、299号や周辺県道の整備。特に余地峠の通行獲得を望む。
- 中部横断自動車道はこの地域に必要であり、期待している。早期に整備してほしい。
- 既存国道・県道等の整備。
- 公共地域交通の整備。
- ドクターヘリの整備。
- 独立した遊歩道の整備。
<期待・懸念等>
- 中部横断自動車道の整備には、広い土地が、地形を変える事になる。自然環境への配慮を充分にして頂きたい。小動物や虫、鳥、植物等の充分な調査をしたうえで破壊しないようにお願いしたい。
- 現在、整備が進められている八千穂ICまでの工事が1日も早く順調に進むことを期待し、合わせて、八千穂以南の整備計画ができることを望む。
- 長野東信と静岡東部との交流、物流、商観業等の効果は大きなものがあり、早期開通を願う。
- (観光等の)冬期の収支計算上の赤字が心配。
- 観光地間の連携も移動時間が短くなれば、他の地域からも来やすくなるのではないか。ただ、周辺地域に降りず通過してしまう心配はある。
- 中部横断自動車道の開通に伴い、八ヶ岳、千曲川の地域活性化が期待できる。
- 森林環境と高原景観保全をきちんと行う道路開発ルート及び工法であること。
- 生物多様性を保全するとともに動物の移動に配慮した高速道路の開発であること。
- 高速道路に関わる費用対効果の検証が必要。
- 産業政策、インフラ政策、福祉厚生政策等、その他の施策との比較による優先順位の比較が必要
- 市民への計画案、進捗状況の丁寧な説明と意見聴取
- 高度成長時代に策定された高速道路計画の見直し
- 八ヶ岳山麓に高速道路は不要
- 観光や不動産業、建設業の衰退による北杜市の地盤沈下
- 生態系などの環境への影響の懸念
- 北杜市のまちづくり計画との整合の必要性
※寄せられた意見のうち各分類に主に関連する意見を掲載